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10年異常乾燥させた『えんじゅ材』を使って、さらに約2ヶ月かけてこだわりのお茶つぼが完成しました。
お茶つぼは日常使うものですが、だからこそよいものを使いたいですよね。
伝統こけしならではの工夫をこらしたこだわりのお茶つぼをご紹介します。
(現在はご紹介のみとさせていただきます。販売は今春開始予定ですが、説明にもあるように約1ヶ月半の期間がかかります。)
上ふたには、つばき材の『象嵌(ぞうがん)』が埋め込まれています。あたたかい梅模様があしらわれています。
中ふたは少しきつめ。木の木目がとても美しいですね。そしてまん中にはなんとこだわりの『くるくるこけし』が!
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手でさわると、くるくる回って寝たり起きたり!
中ふたの取っ手に埋め込まれているこけしの顔は、さわるとくるくる回って寝たり起きたりします。とっても愛らしい極小の細工は、長年の熟練の賜物なのです。
木は製品になった後も生きています。自ら呼吸をして、水分を出したり入れたりしているのです。
こうして製品になった後も、ふたがきつくなったりゆるくなったりします。木地処さとう製品は、完成後も約1ヶ月という再乾燥期間を設けて『いいあんばい』の使い具合に仕上げていくのです。
上のふたは、「すーっと」開きます。ほとんど力がいりません。閉めるときも上から押さえる必要がなく、木の重みだけでゆっくりとしまって行きます。
中ぶたは逆に少しきつめ。中のお茶がしけらないように、さらに開けるときもスマートに開けられる使う方を考えた、佐藤誠孝ならではのスタイルなのです。
手触りがお伝えできないのが残念!
一寸のざらつきもない仕上げは、当たり前なように思えても、実はとっても高い技術の結晶なのです。
お茶に木のにおいがつかないよう、乾煎りしたお茶を1昼夜入れておくという作業を何回も繰り返します。こうして長い時間をかけて仕上がりました。
市販されている木製お茶つぼで、この作業が行われているのは現在とても少なくなっています。この作業を怠ると、お茶に木のにおいがついてしまい、お茶本来の風味が損なわれてしまうのです。