伝統こけし製作工房 木地処さとう
 

こけしができるまで

・・・『こけしができるまで』 2007年1月23日のブログより・・・

僕のブログは一応「こけしブログ」なので、たまにはこけしのことを書いてみる。
もうブログも8ヶ月目に入っているのに、こけし作りについて書いていなかったことに
今更気がついた。Σ(゚д゚lll)なので・・・せっかくだからじっくり書いてみます。

こけしができるまで 目次
その1 伐採〜材料の選定
その2  木取り
その3 ロクロで削る〜刃物を研ぐ
その4 こけしの完成


イタヤカエデの木
こけしの材料になるイタヤカエデの木

1.伐採

こけしになる木を伐採します。こけしに使われる木は、ミズキ・イタヤカエデが主流。

だけど現在これをやる工人はほとんどいません(全くいないわけではありません)。

もちろん伐採からできれば一番いいんですが、現状は材木を扱う業者さんから仕入れるのがほとんどです。



ミズキの木
こけしの材料になるミズキの木

2.材料の選定(木の種類について)

作るものによって、材料を使い分けます。どの材料も、秋から冬の間に伐採しなければなりません。
その後、細いもので半年、太いものでは数年間かけて乾燥させます。

ミズキ・・・昔からこけし作りに使われている木。比較的やわらかく、手触りもあたたかいです。木肌が白く、こけしを作るとどこか素朴な雰囲気が出るのが特徴です。こけしを作るにはベストの木だと僕は思っています。

ミズキの樹皮
こけしの材料になるミズキの木

イタヤカエデ・・・これはミズキに比べれば近年になってこけしに使われるようになったようです。多分昭和に入ってから。木肌は少し肌色がかっていて、硬い。精巧な細工物を作るときなどはイタヤカエデを使う方がきちっとしたものができます。

木地処さとうで使用するのは主にイタヤカエデです。現在は山形県のイタヤカエデを使用しています。
今回調べてみたら、イタヤカエデはこけしのほかにも、
家具、楽器、スキー、バットなどに使われているとのこと??( ̄□ ̄;)ナント!!
また、イタヤカエデの樹液はタバコの香料に使われているらしい・・・世の中知がたくさんありますね。

他にも特殊材として、つばき・えんじゅ・けやき・くわ・せんなどいろいろな木があります。
作るものによって使い分けると、とっても楽しいもの作りができるんですよ。(*σ´∀`)σ


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